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リゾナーゼ(ホスホリパーゼA2) [ EC 3.1.1.4 ]

独自の抽出・精製技術で食品の品質向上へ

ホスホリパーゼA2は生体内に広く分布し、食物由来のリン脂質を消化するほか、細胞膜のリン脂質を加水分解してプロスタグランジン等の生理活性物質を産出することが知られており、当社は、豚の膵臓からホスホリパーゼA2を抽出、精製する独自の技術を有しています。リゾナーゼは、グリセロリン脂質の2位のエステル結合を選択的に加水分解する酵素であるホスホリパーゼA2を高力価で含む製品で、お客様のご使用方法に応じて水溶液または粉末でのご提供が可能です。

図

ホスホリパーゼA2は、卵黄や大豆等に含まれるレシチンを加水分解してリゾレシチンへと変換します。リゾレシチンはレシチンに比べて乳化力が強く、アイスクリームやマヨネーズの乳化安定剤やチョコレートの分散安定剤、パン生地の品質改良剤として使用されています。

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