当社では、永年培ったバイオケミカル技術を用いて、動物組織等の天然物から各種酵素、タンパク質や核酸等の機能性成分を抽出・精製し、医薬品や食品分野に提供しています。また、微生物を利用した資化法や酵素法による光学分割技術により、光学活性化合物の工業的製法の開発にも取り組んでいます。さらに、遺伝子組換え技術を応用した酵素を用いるシアル酸の製造・販売も行っています。また、大学の研究室やお客様と共同して新規酵素の探索や酵素を利用した有機合成反応の研究開発も行っています。
液相合成法により、各種アミノ酸の保護化合物やペプチド保護体を合成し、各種合成ユニットとしてご提供すると共に、ペプチド系医薬品のバルク(API)も製造しています。
- 【合成例】
- 非天然物系アミノ酸、保護アミノ酸、ペプチドの液相合成とクロマト精製
非天然物系アミノ酸等の不斉合成ならびにラセミ体の光学分割(不斉触媒法、酵素分割法、ジアステレオマー法等)の技術を用いて、各種光学活性化合物を合成し市場に提供しています。
- 【実施例】
- 不斉触媒法、酵素分割法、ジアステレオマー法、不斉合成法
当社独自の有機合成技術を用いて医薬品バルク(API)、医薬中間体、食品、化粧品等の分野に使用される高品質なファインケミカル製品を製造販売しています。
- 【実施例】
- 禁水反応(グリニヤール反応、フリーデルクラフツ反応、NaH)、ハロゲン化反応(クロル化、ブロム化、ヨード化)、還元反応(常圧反応、NaBH4)エポキシ化、ニトロ化、スルホン化、アジド化、ニトリル化
当社の得意技術と多様な設備を活用して、ミリグラム単位の少量合成からトン単位の工業生産まで、各種ファインケミカル製品の受託製造を行っています。お客様のご要望に応じて、GMP管理下での製造にも対応が可能です。
また、凍結乾燥や天然物からの抽出操作および安全性評価に基づいたスケールアップ検討などのプロセス開発も受託いたします。