事業分野

ユーバステック・オート UBASTEC-AUTO

体外診断用医薬品
尿中硫酸抱合型胆汁酸測定試薬(自動分析装置用)

尿中硫酸抱合型胆汁酸の測定は、採血なしで肝機能検査ができる画期的な検査です。

■各種肝・胆道系疾患に特異的
尿中硫酸抱合型胆汁酸(UBAS)は、各種肝・胆道系疾患において特異的に上昇し、特に胆汁うっ滞や肝疾患の重症度に応じて高値を示します。
■先天性胆道閉鎖症のスクリーニング
尿中硫酸抱合型胆汁酸(UBAS)は、新生児および乳児期黄疸、特に先天性胆道閉鎖症などのスクリーニング検査として有用です。
■尿検査では、画期的な異常検出率!!
尿ウロビリノーゲン試験紙法と比較して、尿中硫酸抱合型胆汁酸(UBSA)は異常検出率が飛躍的に向上しました

臨床例

肝胆道系疾患における尿中硫酸抱合型胆汁酸値※1

図:臨床例

測定原理

図:測定原理

特徴

  • ●自己検体ブランク法により1チャンネルで測定が可能です。
  • ●検体の前処理が不要で、尿中硫酸抱合型胆汁酸を短時間に測定できます。
  • ●高感度で、再現性に優れています。
  • ●試薬調製後の安定性に優れています。
  • ●水溶性ホルマザンを生じる発色剤を用いているため、自動分析装置のセルを汚しません。
  • ●各種自動分析装置への適用が可能です。

包装

名 称 構成試薬 包 装
ユーバステック・オート 第1試薬 酵素剤 22ml用 ×2
溶解液 22ml ×2
第2試薬 酵素剤 6ml用 ×2
溶解液 6ml ×2
標準液 10ml ×1

文献

  1. ※1. 上野山林造,馬場茂明 他,肝胆膵,31,315 (1995)
  2. ※2. Meng G., Mashige F., Kitamura K., et al., 臨床化学,23,150 (1994)
  3. ※3. Adachi K., Kakigawa K., et al., 臨床化学,26,95 (1998)
  4. ※4. Matsui A., et al., The Journal of Pediatrics, 129, 306 (1996)
  5. ※5. Tazuke Y., Kodama N., Adachi K., et al., 臨床化学,21,249 (1992)

販売元

株式会社 エル・ビー・エス

尿中硫酸抱合型胆汁酸

硫酸抱合型胆汁酸とは、胆汁酸の水酸基に硫酸がエステル結合をしたもので、生体内では3位の水酸基に結合したものがもっとも多いといわれています。胆汁酸の硫酸抱合化は、主として肝臓で行われ、肝細胞可溶性画分のBile salt sulfotransferase(EC 2.8.2.14)によって触媒されています。胆汁酸の硫酸抱合化は、その極性を増加し、腎臓でのクリアランスを数倍から数百倍に増加させる働きがあり、肝胆道系の異常により、血中胆汁酸が増加した場合、過剰の胆汁酸を速やかに体外へ排泄するための解毒機構と考えられています。

健常成人の1日の尿中胆汁酸排泄量は、1~7μmolと微量ですが、肝胆道系の異常により、血中胆汁酸が増加するとそれに伴い尿中胆汁酸が増加します。その際、尿中胆汁酸中の最も多い成分が硫酸抱合型胆汁酸であり、全体の50%以上になることもしばしばあります。このことから、尿中の胆汁酸を測定する際は、硫酸抱合型胆汁酸を測定することが重要であり、肝胆道系の疾患患者の尿中には多量の硫酸抱合型胆汁酸の排泄がみられます。

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